「パンクラスNEO BLOOD! 5」品川大会へセコンドのために行った【MMA】

パンクラスNEO BLOOD! 5 セコンド

気がつけば夏も終わりに近づいています。

先日、仲間の試合のセコンドで「パンクラスNEO BLOOD! 5」へ行きました。

場所は品川。

そういえば最近、都心へ出ることもなかったので、「あぁ、東京だ」とか思ったり(笑)

パンクラスの会場へ行くのも数年ぶりでした。

品川インターシティホールはとても綺麗な会場

会場である「品川インターシティホール」は、品川駅からほど近い場所にある大きな商業ビル。

それはもう、とても綺麗な会場です。

パンクラスNEO BLOOD! 5

一見するとMMA(総合格闘技)の試合が行われるとは思えない内装ですが、会場にはデカゴン(金網)が設置され、すっかり格闘技の場所となっています。

今回は、小金井道場の工藤選手のセコンド。

調子は良さそうなので、勝利に期待がかかります。

美人ラウンドガール(りさぶーさん)にインタビューを受ける工藤選手。

8月27日パンクラス品川大会の会場でりさぶーさんと話す工藤修久選手

試合への意気込みを熱く語ったとか、語らなかったとか。

試合まで数時間。

しっかりアップをして実戦に臨みます。

練習仲間もたくさん駆けつけました!時は来た、それだけです。

結果は判定負け…悔しさが残る内容

試合が始まり、1ラウンド目はわりと優勢に進めました。

テイクダウンに成功し、バックも取りかけました。ジャッジも工藤選手を支持。

しかし2ラウンド目以降は、テイクダウンを取られ、パウンドで削られる展開が続くことに。

工藤選手の下からの腕十字やアームロックは不発。ジャッジにも不利に映ったでしょう。

結果は判定負け。

うーん、良い場面もあっただけに悔しさが残ります。

やっぱり総合格闘技では上のポジションが有利で、下から攻めるなら相当考えないといけないと痛感しました。

(10年前から既にそうだったけどね)

工藤選手はブラジリアン柔術黒帯。寝技の強さは私自身も十分に分かっています。

でも、MMAでは別物の部分もあるかもしれません。

思うに、末端(手首)を持ってコントロールするのは限界があるのかなと。

下から攻めるなら、脇を差して進めないといけないような気もする。

あとは心理的な問題で、もしスタンドの打撃戦に不安があった場合、「寝技になれるなら下でもいいや」と考えてしまいがち。結果的に上のポジションを譲ってしまうこともあります。

なぜそう分かるかというと、私もそうだったからです。その気持がめちゃくちゃわかります。

工藤選手がどうだったかは分かりませんが、要するに色んな要素が絡み合っているのは間違いない。

あぁー、総合格闘技って難しい…。

ちなみに、相手の加藤選手は50代の選手。

とても50代とは思えないほど、身体がバキバキに仕上がっていました。

(技術ではなく、フィジカルで差があったのかも)

50代で選手を続け、勝利する。…頭が下がります。

ほんと年齢って関係ないんですね。

最近、仲間の試合で落ち込むことばかり…

ここのところ、仲間の試合のセコンドで落ち込むことばかり。

一緒に練習している仲間だからこそ、敗戦は自分のことかそれ以上に悔しい。

今回も苦い気持ちで帰路につきました。

「次頑張ろう!」とは、ちょっと切り替えられないっていうか。

翌日のMMAクラスは千客万来!またやるしかないか

大会翌日のMMAクラス。

夜のMMAクラスは千客万来でした。工藤選手の試合に触発された人もいたでしょう。

ほんと道場が狭く感じるくらい、熱い攻防が随所に見られました。

皆で強くなるために、またやるしかないですね。

格闘技の楽しみ方は千差万別。決して試合出場前提でクラスをやってるわけではありません。

でももし、試合に出場したい選手がいたらしっかりサポートして、そして勝って欲しいですし。

敗戦は残念でしたが、結果的にまた一つストーリーができた気がします。

いろんなことを考えた2日間でした。