【東小金井】首を横に倒すと痛む症状への鍼灸施術の様子

鍼灸

4月になり、すっかり暖かくなりました。

というか東京では既に暑い日もあるなと。

日中と夜の寒暖差に注意したいものです。

さて今回は、出張鍼灸施術の様子を綴ろうと思います。

【8年ぶり】久々に再会した男性の方への鍼灸施術

先日のこと。

以前施術させて頂いていた男性から連絡があり、鍼灸施術を依頼されました。

東小金井にあるご実家まで自転車で向かいます。

運良くその日はサイクリング日和!こうやって自転車で訪問するのもいいっすね。

その方とは、実に8年ぶりの再会でした。

以前はよく「ぎっくり腰」になられていて、その度に施術させて頂いたものです。

現在は外国に住まれていて、日本に戻ってきたこのタイミングで施術させて頂くことに。

今回は腰の痛みではありません。

「首を横に倒すと痛む」という症状が4ヶ月続いた

昨年末あたりから、首を横に倒すと痛むという症状に悩まされているとのこと。

パソコンで仕事をしている時が特にしんどく、慢性的ながらずっと痛みが続いているようです。

海外の方でマッサージやカイロなど受けているが、どうにも良くならないとか。

しっかり施術させて頂こうと思います!

首が痛いという人が増えているぞ(間違いない)

これは余談ですが。

最近特に「首が痛い」という方が増えておる、増えていると実感しています。

もちろん以前から首の痛みを訴える方は多かったですし、そもそも人間の頭はスイカほどの大きさがありますから、いつ痛めても不思議ではないのですが。

ここの所、首から肩にかけての不調を施術することが続いているので、気にはなっていまして。

スマホの使いすぎ等が原因で首を痛めるのか、何かの原因で首を痛めた状態でスマホを長時間観るから悪化するのか。

気をつけた方が良いことは間違いありません。

施術開始!まずは腕からアプローチ

では施術を開始します!

首の痛みの様子を改めて確認しながら、該当すると思われる筋肉・神経・ツボを考察。

痛いのは首ですが、最初に腕にあるツボを軽く刺激します。

その後に腕を動かしながら痛みのある筋肉にアプローチ。

最近は「格闘技」と「医術」を繋げる・共通点を見つけることに凝っていまして。

研究したことを施術にそのまま活かしています。

それが功を奏したのか奏していないのか。

以前より人間の身体の動きが理解できるようになった気がします。

それはまぁいいとして、ここから鍼を何本か刺入していきます。

鍼が響く!痛みがどんどん減っていく

痛む部位の周辺と、二の腕や腰などに鍼を刺入します。

何箇所かで「響き」と呼ばれる現象がおきます。

この「響き」は鍼が効いている一つの証拠ではありますが、私はそこまで重視していません。

鍼を刺したまま、少し時間を置きます。

その間、海外でのお話を聞きました。

向こうの方でも、外出自粛の時期は大変だったようです。

ほとんどの店が閉まり、家からほとんど出られなかったとか。

ただ家の近くには自然が豊富で、ウォーキングなどには困らなかったようです。

話が盛り上がる中、ここで抜鍼。

先ほどまであった痛みが、かなり減少しました。

こちらから見ても、首の可動範囲が広がっているのが分かります。

良い感じなのでこのままもう少し続けます。

仕上げの施術を行い、痛みはほぼ0に

ここで、「鎖骨」を緩めます。

首の痛みや肩こりの鉄板ポイント(と私は思っている)で、鎖骨を緩めた結果、さらに首の痛みが減って動かしやすくなりました。

仕上げとして、顎関節を緩める施術を行い、終了。

痛みはほぼ0になりました!良かったです!

セルフケアの方法をいくつかレクチャーさせて頂きました。

仕事の合間などにぜひ続けて頂きたいです。

鍼灸は素晴らしい!施術って素敵!

久々に施術させて頂き喜んでもらえて、こちらも嬉しかったです。

施術って秀逸なコミュニケーションなのかもしれない、とふと思いました。

やっぱり鍼灸って素晴らしいと再確認。

上手くいかないことも理解されないこともあるけど、本当に困っている人に喜ばれればそれでいいや。

向こうに戻っても元気に過ごして頂きたいです。

以上、ある日の出張鍼灸施術の様子を綴りました。

ではまた。