こんな時はどうするのが正解?【声をかけるべき?】

悩み事

こんにちは。
今回は私の「悩み」について綴ろうと思います。

悩みと言ってもそこまで深刻な話ではありません。
ただ、ちょくちょく出くわす場面で「一体何が正解なんだろう?」っていつも考えてしまうことがあります。
結論が見えない・ふわふわした記事になってしまったら正直スマンかった、です。

私、鍼灸師です

最初にお伝えしておこうと思うのは「私は鍼灸師です」ということです。
鍼灸師の読み方は(はりきゅうし)とも(しんきゅうし)とも読みます。



鍼灸師とは、痛み(腰痛や肩こり)や不定愁訴(病院では原因が分からない症状)の方に対し、

・鍼を身体に刺すことで血流を良くしたり
・お灸を据えることで温めたり

こういったアプローチで痛みや悩みを解決し、健康に導くお仕事です。
鍼灸師ってセットで紹介されますが、実際には「鍼師」と「灸師」に分かれています。
つまり、2つの資格ということです。

国家資格でして、専門学校に3年間通い技術や知識を学び、学校を卒業したのち国家試験で合格すると、晴れて鍼灸師になることができます。
類似した資格に「あんま・マッサージ・指圧師」「柔道整復師」があります。
人によっては全ての資格を持っている方もいたり、取り組み方は様々。

私は鍼灸師の資格のみです。というかさきほどご紹介した資格の中では鍼灸師しか興味ないんですが。
勉強が劇的にできなかった男が、何も知らず専門学校に入学したという恐怖(焦)
当然何回も追試になり、留年候補の筆頭でした。
そのあたりはいつか綴らせていただけたらと思いますが、施術をすればするほど鍼灸の難しさ、奥深さ、可能性の大きさをいつも感じます。
なんだかんだ、好きになっちゃうっていうね。

今回の悩みは、鍼灸師だからこその内容です。

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「肩が痛い」と相手が口にしていたらどうすればいい?

例えば、会話している相手が「実は肩が痛くて…」と口にしていたら、私はどうするべきか?

相手は、私が鍼灸師であることは知らないとします。
その時「どうやって対応するのが正解やねん」って悩みなんです。

これ、よくよく考えたら難しいことが結構あります。

声かけたら「売り込み」って思われるんじゃないか

そんなの難しいことなんてない!声かけてあげて自分の売ってるサービスを紹介すれば良いじゃないか?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
そんな強気なあなたはきっと、どんな商品でもガンガンアピールできるのでしょう。
セールスマンとか向いているのかも。

私は違います。こう考えてしまうのです。
売り込みに思われたくないなぁ」と。

凄い抵抗あるんですよね。見込み客にもなっていない人に自分のサービスを紹介するのって。

相手に「うわ、売り込んできた…身構えちゃお」ってバリア張られたら切ない。
こっちは親切で言ったつもりだとしてもね。

ちなみにセールスマンとか苦手ですし、飛び込み・電話セールスとかするのも受けるのも無理っす。

電話セールスとかなに?っていつも思います。
迷惑な営業電話ばかりだから、最近は固定電話使う人もめっきり減ったそうですね。

話を戻すと、躊躇しちゃうんですよ。
たとえ目の前の人が肩こりとかに悩んでいるとはいえ、私から「鍼灸が効きますよ。実は私は鍼灸師でして…」って声かけていいものなのか。

売り込みに思われたらかなり心外なんですわ。

だからコンテンツを発信している

本当に困っている人から声をかけてもらい、応えるべく全力で治療する。
これがあるべき姿かなと思っています。

だからこそコンテンツを発信し、ウェブページからお問い合わせいただくことに力を入れています。

自分で探し出し、しっかり選んでほしいからです。
そうやって探してくれる人は、本気で治したい人なんですよ。


ちなみに、私「紹介」ってあんまり信用していないんですよね。

もちろんいつも施術に協力してくれている方の紹介から、素晴らしい出会いも生まれています。
それは紹介元の方が、私の施術に対する思いや特徴を話してくれて、納得した上で施術を受けてくださるから。

つまり紹介元の人がどう言うかで変わっちゃうってことじゃないですか。

こっちの想いと、すれ違いが起こる可能性だってある。
これ、かなり怖いですよね。

・鍼灸好きじゃないのに、紹介されたので施術を受けた
・そこまで治したいと思っていないのに紹介受けたので施術を受けた
・紹介された人に説明されたのと違った
・値切りしてきた

もうこんな質の悪い人たちが過去に何人もいたんです。
原因なんて一つで、「自分で決めていないから」に他なりません。
自分自身で選び、施術を受けることを選択していれば全然変わったはず。
私だって全力でそれに応えることができたはずです。

よく「紹介してもらう」と口酸っぱくいう人がいますが、信じられない。
私はそうは思いません。
自分の目で選んでほしいです。

鍼灸師であると口にせず、知識を教えてあげる

話を戻すと、目の前の人が肩が痛いと言ったって、

・どのくらい本気なのか分からない
・鍼灸が好きなのか嫌いなのか分からない
・そもそもどのくらい症状が深いのか分からない

こういった点から、自分が鍼灸師であるとか治療するとか口にしないことにして、知識を教えてあげることにしています。
セルフケアの方法とか、少しアドバイスしてげています。

「お前何者?」も困るんだよね

ただ知識を教えてあげたとしても、「お前何者?専門家なのか」って思われるかもしれないので、困るんですよね。

専門家でもない(と相手は思っている)人のアドバイスを果たして聞くかどうか。
アドバイスの節々に、専門家の雰囲気が醸し出されたりしないか(笑)

何が正解かわからないよ(泣)

治療すれば良くなるのが分かるだけに、じれったい!!!
「俺の治療受ければ治るよ!!」って本当は言いたいーーーーー!(笑)

ちなみに鍼灸で肩こりは治るのか?

はい、治ります!
多くの女性が肩こりに悩んでいます。しかもなかなか改善されず長期化しているケースもあります。

改善方法として思いつくのが「姿勢を意識する」や「マッサージを受ける」「肩こり体操をする」などです。
確かにこれらの方法も効果的です。
加えて鍼灸治療を行うことで、血流が劇的に改善され、身体の組織に働きかけ痛みを流すので、即効性はもちろん、効果が長引くのも大きなポイントだといえます。

このように肩こりに対し鍼灸はめちゃくちゃ効果的なことをしっているだけに、もどかしい…。
私じゃなくても良いので、鍼灸を見つけ試してみてほしいです。

心配性なのか?

昔、マイナスターズの「心配性」という曲がありましたが(笑)

先読みして考え過ぎちゃう私は心配症なのでしょうか?
心配性なんでしょう!もうこれは治らないでしょう。

グイグイ行って、迷惑に思われるよりはマシか。
鍼灸って特殊な技術であることは確かで、気軽に受けてくださいってやっぱり言えないよ。

あぁ、難しい…。