気がつけば夏も終わりに近づいています。
先日、仲間の試合のセコンドで「パンクラスNEO BLOOD! 5」へ行きました。
場所は品川。
そういえば最近、都心へ出ることもなかったので、「あぁ、東京だ」とか思ったり(笑)
パンクラスの会場へ行くのも数年ぶりでした。
品川インターシティホールはとても綺麗な会場
会場である「品川インターシティホール」は、品川駅からほど近い場所にある大きな商業ビル。
それはもう、とても綺麗な会場です。

一見するとMMA(総合格闘技)の試合が行われるとは思えない内装ですが、会場にはデカゴン(金網)が設置され、すっかり格闘技の場所となっています。
今回は、小金井道場の工藤選手のセコンド。
調子は良さそうなので、勝利に期待がかかります。
美人ラウンドガール(りさぶーさん)にインタビューを受ける工藤選手。

試合への意気込みを熱く語ったとか、語らなかったとか。
試合まで数時間。
しっかりアップをして実戦に臨みます。
練習仲間もたくさん駆けつけました!時は来た、それだけです。
結果は判定負け…悔しさが残る内容
試合が始まり、1ラウンド目はわりと優勢に進めました。
テイクダウンに成功し、バックも取りかけました。ジャッジも工藤選手を支持。
しかし2ラウンド目以降は、テイクダウンを取られ、パウンドで削られる展開が続くことに。
工藤選手の下からの腕十字やアームロックは不発。ジャッジにも不利に映ったでしょう。
結果は判定負け。
うーん、良い場面もあっただけに悔しさが残ります。
やっぱり総合格闘技では上のポジションが有利で、下から攻めるなら相当考えないといけないと痛感しました。
(10年前から既にそうだったけどね)
工藤選手はブラジリアン柔術黒帯。寝技の強さは私自身も十分に分かっています。
でも、MMAでは別物の部分もあるかもしれません。
思うに、末端(手首)を持ってコントロールするのは限界があるのかなと。
下から攻めるなら、脇を差して進めないといけないような気もする。
あとは心理的な問題で、もしスタンドの打撃戦に不安があった場合、「寝技になれるなら下でもいいや」と考えてしまいがち。結果的に上のポジションを譲ってしまうこともあります。
なぜそう分かるかというと、私もそうだったからです。その気持がめちゃくちゃわかります。
工藤選手がどうだったかは分かりませんが、要するに色んな要素が絡み合っているのは間違いない。
あぁー、総合格闘技って難しい…。
ちなみに、相手の加藤選手は50代の選手。
とても50代とは思えないほど、身体がバキバキに仕上がっていました。
(技術ではなく、フィジカルで差があったのかも)
50代で選手を続け、勝利する。…頭が下がります。
ほんと年齢って関係ないんですね。
最近、仲間の試合で落ち込むことばかり…
ここのところ、仲間の試合のセコンドで落ち込むことばかり。
一緒に練習している仲間だからこそ、敗戦は自分のことかそれ以上に悔しい。
今回も苦い気持ちで帰路につきました。
「次頑張ろう!」とは、ちょっと切り替えられないっていうか。
翌日のMMAクラスは千客万来!またやるしかないか
大会翌日のMMAクラス。
夜のMMAクラスは千客万来でした。工藤選手の試合に触発された人もいたでしょう。
ほんと道場が狭く感じるくらい、熱い攻防が随所に見られました。
皆で強くなるために、またやるしかないですね。
格闘技の楽しみ方は千差万別。決して試合出場前提でクラスをやってるわけではありません。
でももし、試合に出場したい選手がいたらしっかりサポートして、そして勝って欲しいですし。
敗戦は残念でしたが、結果的にまた一つストーリーができた気がします。
いろんなことを考えた2日間でした。