映画「7つの会議」は2020年観るべき邦画!キャスト・ポイントをネタバレ無しで解説

映画

まさか、2時間がこんなに早く感じるとは。

こんにちは!いかがお過ごしですか?

早いものでもう10月です。すっかり涼しくなりました。

世間では「半沢直樹」が話題になり、高視聴率を記録したようですね。
テレビを手放したので、そのあたり全く分かりません(笑)

別に半沢直樹だけが社会人にとっての痛快ドラマじゃないし…。

今回ご紹介する「7つの会議」は、人として、社会人として、会社員としての「正義」とは何かを問う見応え十分の作品です。

私なりの見所、好きなシーンを紹介しますね。

ぜひとも!!

池井戸潤さん原作!中堅企業に隠された問題を描くミステリー

映画「7つの会議」の原作はあの池井戸潤さん。
「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」「陸王」「ルーズヴェルトゲーム」など代表作を挙げたらキリがありません。

中堅メーカー「東京建電」を舞台にした、企業の「正義」について問う作品だと言えるでしょう。
「下町ロケット」「ルーズヴェルトゲーム」が好きな方には、おそらくハマるはず!

なんですが、描写が少し不気味なんですよね。7つの会議にはミステリー要素も多く含まれています。

これは少し余談なんですが。

JR中央線「吉祥寺駅」のホームから、隣の映画館の大型ビジョンが見えるんです。
本作の公開当初、予告編が流れていました。
その時から「どんな映画なんだろう」と思っていたものです。
結局、映画館で見ることは叶わなかったのですが。予告編だけでワクワクするってなもんです。

超豪華キャスト勢ぞろいの「ザ・邦画」

予告編だけでワクワク、それもそのはず。
「7つの会議」には超豪華キャストが勢ぞろいしています!

主演の野村萬斎さんをはじめ香川照之さん、及川光博さん、片岡愛之助さん、世良公則さん、鹿賀丈史さん、橋爪功さん、北大路欣也さん、吉田羊さん、立川談春さん、春風亭昇太さんなど主役級の役者ばかり。(ちょい役を含め、もっと多くの俳優・女優さんが出演しています)

個人的にはですが、もし「邦画を代表する10作品を選ぶ」となったとしたら、間違いなく入れるかなと。

「ザ・邦画」といっても過言ではないですよ!

2020年8月からアマゾンプライムビデオで観れるようになった

本作がDVDでレンタルされ始めた頃、近所のTSUTAYAでは全て借りられていたのを覚えています。

映画館、DVDともに観る機会に恵まれていなかったわけですよ(泣)
2020年8月よりアマゾンプライムビデオで観れるようになりました。

リモートワークの合間に鑑賞ができます。

アマゾンプライムで骨太ドラマを観るなら「ドラマW」もおすすめです。
ハマるドラマに出会った日には、寝不足必至かなと(笑)

「7つの会議」注目ポイント

7つの会議は、日本企業に蔓延る問題を扱った作品で「ノルマ」「隠蔽」が大きなテーマでもあります。

ある「パワハラ」事件をきっかけに、会社が隠していた驚愕の事実が明るみになります。

ではここで、私なりの注目ポイントをご紹介します!

1.謎に包まれた「八角」という男

物語の中心にいるのが、野村萬斎さん演じる「八角民夫(やすみたみお)」という男。
通称「はっかく」です。

八角という男はスタートから謎に包まれています。
会議は「居眠りの時間だ」と言い張り、ノルマも最小限しかこなしません。
定時に帰るのは当たり前で、有給を使いまくります。

そして、不自然な転注…。

しかし上層部はなぜか咎めませんし、八角に関係する人間が次々と左遷されていくのです。

謎だらけでクセがつよい八角を演じられるのは、野村萬斎さんしかいないでしょう!

2.豪華俳優陣による演技合戦

「7つの会議」は、あらすじやストーリーが分かれば面白さが半減するような映画ではありません。
豪華俳優陣による「重厚」な演技合戦は、何度でも観れるはず!

さきほどお話したクセの強い八角をはじめ、北川を演じる香川照之さんの「顔芸」など結末が分かっていても十分楽しめます。

だからこそ、2回や3回観てるんですけどね。

浜本役・朝倉あきさんが良かった!

豪華俳優の中でも、浜本役を演じる「朝倉あきさん」が良かったと思いました。
ドラマ「下町ロケット」にも出演しています。

東京建電の中のいわば紅一点。
浜本という女性社員は、近々寿退社が決まっており、今までの会社員生活を振り返ります。
「私の6年間は何だったんだろう」という思いから、社内販売を企画するのでした。
本作の重要人物であることは間違いありません。

朝倉あきさんの「顔芸」も要注目です。

オリラジ・藤森さんの演技も要チェック!

オリエンタルラジオ・藤森慎吾さんの演技も注目です!

営業部と仲の悪い経理部・新田を演じます。
営業部の粗探しに躍起になる中で、不自然な「転注」を発見するのでした。

嫌味なキャラは藤森さんだから演じられたのでしょう!

「分かりました。ではそのお店で仕事について話したのは何分ですか?5分ですか10分ですか?その分だけ払いますよ」


ちなみに新田と、先ほど触れた浜本は、あることで衝突します。

会社が隠す秘密

物語が始まった時点では、まさかあのような事実を隠蔽しているとは思いません。

パワハラを発端に不可解なことが重なりあっていくうちに、些細なきっかけから隠された真実に気付きます。

それが分かると、不可解な出来事が線でつながります。

ミステリーですよ。

ただ先ほどお話したように、それが分かっていてもつい観てしまうですけどね(笑)

なかなかいける「ドーナツ」

本作に「ドーナツ」が登場するのですが、結構美味しそうなんですよね(笑)

実際に販売されているんですかね?コーヒーと一緒に頂きたいなと。
八角も北川も口を揃えて「なかなかイケる」というドーナツ。
物語の重要なポイントになりますよ。

7つの会議・3つの好きなシーン

ではここで、7つの会議で好きなシーンを3つご紹介します。
とても3つに絞り切れないのが実際のところですが、あえて絞ってみました。

パワハラ騒動!坂戸vs八角

物語の序盤の大事なシーンです。

営業1課の課長・坂戸(片岡愛之助さん)は、ぐうたらな八角に対し日頃から不満を募らせていました。
そしてコンペに向けて忙しい中、八角が有給を申請したことで怒りが爆発!
有給を申請する紙をビリビリに破き、「お前みたいなお荷物は生きてる価値すらない」と言い放ちます。

それに対し八角は、「パワハラで訴える」と言い出したのです。

これが発端になって、物語が進んでいきます。
緊張感あるシーンですが、なんか癖になるんですよね。何度も観たくなる。

ハラハラ!東京建電工場でのシーン

会社が隠す事実を探るために、原島(及川光博さん)と浜本は東京建電工場に向かいます。

そのシーンが、結構ハラハラするんですわ。
会社用携帯のGPSを切らなかったばっかりに…。

にしても、赤井英和さんは工場長が似合います(笑)

エンドロールでの八角の言葉

「7つの会議」の主題歌はボブディランの「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」です。
エンドロールに使用されているんですが、曲がかかる前に「あるシーン」が組み込まれています。

八角が語る「サラリーマン」「会社」「正義」に関する言葉が、めちゃくちゃ深いんですよ。
この映画で伝えたいメッセージなのかもしれません。

2020年・働き方が大きく変わる今だから観るべき作品

今回は映画「7つの会議」をご紹介しました。

映画の予告編には「平成最後の企業エンターテイメント」という文字が並びます。
令和を迎え、2020年に人々の生き方が大きく変わりました。
この映画で描かれている働き方・サラリーマン像は近い将来、化石化するかもしれませんよね。

それこそリモート会議なら、張り詰めた緊張感はありませんし、椅子が壊れることもありません…。

新しい生活様式が生まれ、生き方や働き方を考えるタイミングだからこそ、7つの会議を観る意味があるかなと。

エンドロールでの八角の言葉も、改めて今考える価値があると思います。

とにもかくにも、見応え十分の作品なので、ぜひご覧になってみてください。
たぶんどこかで、もう一回見ます(笑)