このところ、東京は暖かい日が続いています。
冬が終わり春の訪れを感じたり感じなかったり。
今日はこの季節ならではの悩みを解消するためのツボを紹介します。
その前に、私のスタンスをはっきりさせておきます。
鍼灸でたくさん救われたから!効果を確信している
私は「鍼灸の効き目」に対しては確信を持っています。
自然治癒力を引き出すものなので、個人差はあるでしょう。
すぐ効果が出る方もいれば、数回続けてから効果が出る方もいます。
ただ少なくとも、全く効果がないということは少ないと思っています。
確信を持っているのは、私が実際に助けられてきたからに他なりません。
・専門学生の頃、円形脱毛症になってしまいましたが、鍼とお灸で短期間での改善に成功しました。
・試合前の練習で足首を負傷してしまい歩行も難しかったですが、鍼で治療してわりとすぐ治りました。
・お弁当を食べたら当たってしまい、翌朝から下痢と嘔吐の嵐でしたが、足裏のツボにお灸を据え続けて乗り切りました。
自分の身体で鍼灸の力を体感してきたからこそ、「効果があります」と自信を持って言えるわけです。
ということで、本題に移りましょう。
不快でしかない!花粉症
この冬から春にかけての時期に、花粉症に悩む方が増えます。

鼻水が止まらず、目が痒くて仕方ない。
不快でしかありません。
仕事の集中力は削がれますし、睡眠にも影響してきます。
毎年、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私も花粉症には大変悩んでおりました。
ティッシュを手放すことができない……。
鼻に跡が付いてしまうくらい、強くかみました。
目が痒くてかゆくて、つい強くこすってしまい、目が充血しまくりっていう。
毎年憂鬱でした。
ツボを刺激して対処!今は全く悩んでいません
ただ、ある時期から「花粉症に効くツボ」を定期的に刺激しました。
自身の指で押したり、鍼やお灸を使ったり、方法は様々でしたが。
現在、花粉症の悩みは全くありません。
ティッシュが常に傍らにあったものですが、今は無くても不安なしです。
100%ツボの効果なのかは検証しようがありませんが、個人的には効果があったと思っています!
花粉症に効くツボ2選
ではここから、花粉症に効くおすすめのツボを紹介します。
いずれも鼻の近くにあり、押したり揉んだりしやすいので、ぜひ活用して下さい!
①迎香(げいこう)
1つ目は、鼻の横にある「迎香(げいこう)」というツボ。

ちょうど鼻の横の凹みに位置します。
「手の陽明大腸経」という経絡(グループ)に属します。
鼻に関連する不調全般に効果がある他、歯の痛みや顔面神経麻痺の治療にも用いられます。
鼻の詰まりや目のかゆみに効果があるでしょう!
親指で刺激することをおすすめします。
(刺激といっても、強い刺激はNGです)
鼻で呼吸しながら、1分ほど優しく揉みほぐしてみて下さい。
②印堂(いんどう)
2つ目は、左右の眉毛の間に位置する「印堂(いんどう)」というツボです。

「奇穴」という少し特殊なグループに属するツボで、鼻の詰まり解消に即効性があります。
位置も分かりやすく、使いやすいでしょう。
このツボも、指の腹で優しく揉みほぐすことがおすすめです。
ただし揉みほぐす力が強すぎると、頭痛に繋がりかねません。
あくまでソフトな刺激量を心がけて下さい。
このツボに、皮膚の上からツボを温める「温灸」を使うと効果があります。

ただ、まずはご自身で揉みほぐしてみて下さい。
花粉症から解放されて快適な日々を
花粉症改善に効果のあるオススメのツボを紹介しました。
鼻水やかゆみが辛い時に使ってみて下さい。
そして、定期的に刺激を続けてみて頂きたいです。
きっと効果があるでしょう!
花粉症から解放された快適な日々を過ごして下さい。