【腰痛に効くツボ】ぎっくり腰の出張治療で板橋へ行く

ツボ関連

こんにちは!

時間が過ぎるのが早い。
もう間もなく5月ですね。

たまには鍼灸治療のことについて書きます。
……と思ったら、一つ前も鍼灸治療の記事でした(笑)

今回もぎっくり腰(腰の激痛)に関する内容です。

出張治療で「板橋区」へ

この日は、東京都板橋区へ足を運びました。

池袋にもほど近い場所です。

板橋駅に降りたのは、わりと久しぶりかなと。
こんな天気の日は、自転車で移動したほうが爽快感ありそうですね。
いつか、自転車で東京観光してみたいな。

暑い季節になりましたね

そんなことを考えながら、お客様のご自宅へ。

【起き上がるのがしんどい】男性のぎっくり腰に近い腰痛

今回は、男性の方を施術しました。
3日前から腰が痛くなりだし、前日は歩くことも難しいくらい痛みが強くなったとのこと。

施術前も真っ直ぐに立つことができず、特に起き上がるのがしんどい様子です。
ゆっくり姿勢を変え、恐る恐る立ち上がるのが精一杯です。
症状としては腰痛ですが、ぎっくり腰に近いケースと言ってよいでしょう。

ベッドや布団よりもヨガマットの方がまだ楽ということで、ヨガマットに寝て頂き施術を開始しました。

痛いのは腰ですが、腰だけ緩めても不十分です。
肩周りや足首など、全身を施術していきました。

腰の下の臀部は効果的なポイントです。
あと頭部にも腰の痛みに効くツボがあるので、細めの鍼を施します。

だいぶ楽になったが……まだ起き上がる動作が辛い

施術を進めていき、だいぶ楽にはなって頂けたようです。
まっすぐ立ち、スムーズに歩けるようになりました。

ただ、寝た姿勢から起き上がる動作がまだ辛いとのこと。
依然として、ゆっくりとしたスピードでしか立ち上がれません。
起き上がる動作は、様々な筋肉と関節が連携するので、注意深く見ていく必要があります。

関係ある部位にアプローチしましたが……思うように改善しません。

暗雲立ち込める?残っている痛みをなんとかしたい

現実問題として、最後まで改善しない腰痛は存在するもの。
無理に改善しようと施術を重ねても、逆効果になりかねません。
一旦施術を終え、後日改めて施術した方が良いケースもあります。
そのあたりの見極めは難しいです。

ただ今回は、まだ何かできる気がする。
寝た姿勢からスムーズ起きれれば、日常生活が送りやすいのは言うまでもありません。
残っている痛みをなんとか改善できないか。

頭の中で、引き出しを開けては閉め、を繰り返します。

【9回裏】逆転?膝にある「委中」というツボが効いた

そういえば、まだアプローチしていない箇所がある。
ここを忘れていたかも?

膝の裏の「委中(いちゅう)」というツボを緩めます。
すると、見違えるくらい起き上がる動作がスムーズになりました。
施術前の動作が通常時だとしたら、早送りしたというくらい。

結果的に、残っていた痛みは全て無くなりました。

凄く喜んで頂けて、私も嬉しかったです。
同時に、かなり驚きました。

今回のケースでは、このツボはあまり関係ないかなと思っていたのですが。
先入観とか持たないほうが良いですね。

ある一箇所へのアプローチで、劇的に改善することってあるんだと再確認できました。

腰痛への定番のツボ「委中(いちゅう)」とは?

この「委中」というツボは、腰痛やぎっくり腰治療の定番です。

定番なのに忘れていたんですけどね……涙

膝のお皿のちょうど真裏に位置しています。
即興で作った画像ですが、以下の写真が分かりやすいかなと。

海にいる人の無料素材を適当に引っ張ってきましたが、伝わっていますかね。

このツボが腰痛に効くんです。

鍼やお灸はもちろん、自身で押したりしても効果が高いので、参考にして下さい。

まぁ、文字がどうとかはご愛嬌で(笑)
昔、習字の先生に「君は個性的な字を書くね」と言われたことがあります。

腰痛に悩む人は多い!少しでも役に立てたらなと

人間の体は奥深いです。
また一つ勉強させて頂きました。
というか、基本などは常に見直さなくてはいけませんね。

先ほども言いましたが、先入観などなるべく挟まず、常にニュートラルな状態で施術を行いたいです。

鍼は全て使い捨て

腰痛やぎっくり腰に悩む方は本当に多く、長年改善せずに悩む人も数え切れません。

少しでも役に立てるよう、喜んで頂けるように引き続き精進したいです。