お前が消えて喜ぶものにオマエの

ルーツ

早いもので、3月になりました。3月は別れの季節です。
今回は「進路」に関する話を、私の体験談からさせていただきます。

格闘技の先輩の投稿

先日、某SNSをふと開いたら、格闘技の先輩が投稿していました。
長野県の時からお世話になってる先輩で、私が所属している空手道場つながりというわけです。

投稿の内容を要約すると、
「空手の内弟子という閉鎖された世界に半分騙されて入り、そこから抜け出し、色々苦労したけど今はとても幸せ」と言う内容でした。

まぁ、団体をかなりdisってる内容かなと(笑)

同意見!私も同じような経験があったから

これに対し私は全く同意見です!

後述しますが、私が所属する団体のある部分が、昔から大嫌いでした。
今、道場で指導を担当していますが、それは100%仲間が好きだからやってるだけで、団体が好きとかいう気持ちは1ミリもありません。

それは、高校生の頃、こんな経験があるからです。

空手の研修生になるか、鍼灸の専門学校に進むか

高校3年の頃、2つの進路に迷っていました。

当時教わっていた空手の先生から空手の研修生に誘われていました。
空手の研修生とは、何年間か本部で修業し、将来は空手の指導者になれるコースがあるというものです。
空手の先生から「プロの試合にも出れるぞ」と言葉とともに誘われました。
当時、プロの格闘家になることしか頭になかった私にとって、かなり魅力的な世界に見えたのでした。
研修生を卒業すると、支部長といって自分の好きな場所に支部を開くことができ、支部長になることもできました。
そんな生活もなんだか良さげに思え、かなり強くそちらに傾きました。

そしてもう一つが、両親から提案された「鍼灸の専門学校へ進む」の道でした。
正直、鍼灸とは何か全く知らなかったんです(笑)治療を受けたこともなければ、周りに鍼灸師もいませんでしたし。
両親は「鍼灸の資格を取ったら、好きなことをやればいい」と言っていました。

高校3年って誰しも進路を考えますし、その後の人生にも影響を与えますから重要ですよ。
私は、2つで悩んでいました。

本心はどうなんだ?

選択するとき、本心って下の方に埋もれているものです、大抵は。
本心の上に情報や他人の目、「こうであるはずだ」という予想が積もります。
だから本心が見えなくなるのです。

その時は、空手の研修生の道に興味がありました。
ありましたが…何か引っかかりが見えていたんです。

格闘技も好き・試合も出たい、でも、研修生の生活にどうも心躍らなかったんです。
なんとか自分の心に理由を付けてみるものの、やっぱり本心が違うと言ってる。

一方、鍼灸のことは全く知らなかったのにもかかわらず、なんだか明るい、何か楽しいことが待ってるという言葉にならない予感を感じていたのです。

そのことを空手の先生に話したら「鍼灸なんていつでもできる!お前は研修生になるべきだ!研修生になり空手の指導者になるのがお前の人生だ」みたいなことを言われました。

2つの道、どちらを選ぶべきか完全に迷ってしまいました…。
人生の道を考えて、完全に悩んでしまいました。

その時、当時流れていたドラマからあの曲が流れてきたのです。

TOKIOの「宙船」

当時、「マイボスマイヒーロー」というドラマが放送されていました。

TOKIOの長瀬さんが主演していた学園ドラマで、893の若頭がなぜか高校に入学するという内容です(笑)ヒロインにガッキーも出演していたり、キャストも豪華でした。
悩んでいた当時、楽しみにしていました。

内容も面白かったですが、主題歌で流れてきた曲に強く心惹かれました。
TOKIOの「宙船」(そらふね)という曲で、中島みゆきさんが作詞した曲です。
この曲の、ある部分に心を鷲掴みにされたんです。

お前が消えて喜ぶ者にお前のオールを任せるな

この歌詞に、当時の私は自分自身を重ね合わせました。

「お前、消えて喜ぶやつにオールを任せようとしていないか」と分かってきたんです。

消えて喜ぶやつは、私を研修生に誘ってきた空手側だったんです。
消えて喜ぶやつって言葉は悪いですが、実際そうでした。
心から信じていなかったことに気づきました。そして向こうも信じていないことにも。

自分のオールは渡しちゃいけない、強く思いました。

歌詞の勘違いかなと(笑)

ちなみにこの歌詞の本来の意味は、
「お前が消えることで喜ぶ人間(敵、ライバル)にお前のオールを任せるな」なんですよね。

ただ当時の私は、
「お前にとって本当はいなくなって欲しいような人間にオールを渡しちいけない」と勘違いしていました。つまり自分自身に正直に考えてみろと。

まぁ、どちらの意味でも深くて名言であることに変わりません。

鍼灸の専門学校に進んだ。正解だった!

そして、鍼灸の専門学校への進学を選びました。

空手の先生からはボロクソ言われました。他の人にもボロクソ言われました。
「可能性を潰した」とさえいわれました。
(こういう閉鎖的なところが、昔から大嫌いなんだよな)

でも結果、鍼灸の専門学校に行き、本当に正解でした!
貴重な経験をたくさんできましたし、今につながる財産も手に入れることができたんです。

その人が、どういった意図で言ってきているか?

自分自身で心から良かったと思える選択ができたのですが、私がいくつかシェアするとすれば、アドバイスなりしてくる人がどういった意図でその言葉を言ってきているかを考えるのがまずポイントかなと思うのです。

一見すると正論で、自分にとって大切な言葉だと思えても、意図する考えで全く変わってくることもあります。

ただ威張りたいからとか、アドバイスしてくるその人自身が不安だったりとか、単に否定したいだけとか、そんなこと実はザラにあるんじゃないかと思うんだよね。

言葉の裏にある意図やバックボーンを考えながら、アドバイスを聞いた方が良いと思います。
もしくは、聞かない、取り入れないことをしっかり決め、線引きした方が良いです。

色んな人に出会い、勉強になることを取り入れすべきだ、という人は多いですが嘘でしょう。
聞いて取り入れてばかりだったら、わけわからなくなりますよ。だって人はそれぞれ違うんだから。いうことも違うんだし。

この人の意見は参考にしない、この人の意見は聞くってあらかじめ決めた方が効率的だと私は思っています。



選択肢は常にあると捉え、自動的な思考をしない

もう一つは、自動的に物事を考えないことです。

例えば先ほどの私の体験で言うと「私は格闘技が好きで、将来格闘家になりたい」と思っていて、自動的な思考になると「研修生になるのが自然な流れだな」と考えがちです。

これが危ないということ。
格闘家になるなら他にも道はありますし、強くなる方法もいくつもあります。
一旦立ち止まり、「本当にこれでいいのかな」と疑うべきです。

大抵のことは、選択肢は1つじゃないのです。
1つに思えるのは「情報」が足りないだけ。情報を探せば選択肢は増え、その中から選べばいいんです。

好きなことを選んでいきたいですね

最後は楽観的になってしまいますが(笑)

自分の好きなことを選んで生きていきたいですね。
2つ選択肢がある、どちらを選ぶこともできる場合は人の目をシャットアウトし、自分の心の声を聞きたいですね。

そっちを選んで失敗したって大したことないですよ。
そっちを選んで人に色々言われても関係ないですよ。

私の体験談でした。
少しでも参考にしてくれたらうれしいです!





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