今回はより軽い気持ちで綴ります(笑)
日々生活していく中で、「楽しみ」って必要なわけです。
お酒を飲むことかもしれないし、釣りすることかもしれない。
美味しいグルメを堪能するという方もいるでしょうし、身体を思い切り動かすのが楽しみという方もいるでしょう。
中でも「面白いドラマを観る」は、楽しみの定番なのではないかと思うわけです。
ハマる作品に出くわした日にゃ、自分自身もその中に入ってるんじゃないかと思ったり(笑)
以前「トリック」というドラマが好きだったことは綴りました。
現在、テレビは持っていません。
(捨てて数か月経ちますが、全く困らないという)
時期があれということもあり、地上波ドラマではなく「WOWOWのドラマ」を観ているんですが、むちゃくちゃ面白いんですよね!
「ドラマW」は骨太・見応え十分の作品ばかり!
2003年より、民放衛星放送局「WOWOW」が制作を行っているのが「ドラマW」です。
読み方はどうでもいいのですが、「ドラマダブリュー」が正解な様子。
(ダブル…ダブルリストロック…まぁいいやw)
有料放送なので、地上波ドラマと違いスポンサーの意向・視聴率を意識しなくて良いのが大きな特徴。
ゆえに「これドラマ化していいの…?」と思わずにはいられない、社会問題に切り込んだ作品も多いですよ。
近所のTSUTAYAにも「大人のドラマ」コーナーにWOWOWドラマ作品が並んでいます。
ということは、大人ドラマなんでしょう(笑)
骨太・見応え十分の作品を堪能できます!
大人向け社会派映画なら、野村萬斎さん主演「7つの会議」もおすすめ!
骨太・見応え十分の作品です。
WOWOWに加入していなくても、動画配信サービスで観れる
「ドラマW」という名称ですが、WOWOWに加入していなくても、
- アマゾンプライムビデオ
- Hulu(フールー)
- ネットフリックス
- U-NEXT
などの動画配信サービスで観ることができます。
ただ最新の作品を観るなら、やはりWOWOWに加入した方が良いでしょう。
ドラマW・個人的おすすめ作品
以前から時間を見つけては、気になる作品を視聴していました。
冒頭でも触れましたが、ハマる作品に出会うと「次も観たい!」が止まらず生活に影響を及ぼします(笑)
寝不足はまず免れないでしょう。
最近またハマって観ていますが、やっぱり見応えありますね。
これまで観た作品はこんな感じ(2020年9月時点)
- 空飛ぶタイヤ
- マークスの山
- 誤断
- 震える牛
- 再生巨流
- 地の塩
- なぜ君は絶望と闘えたのか
- 罪人の嘘
- 蛇の人
- シリウスの道
- プラチナタウン
- 贖罪の奏鳴曲
- しんがり~山一證券 最後の聖戦~
- 楽園
- 血の轍
- 煙霞-Gold Rush
- 闇の伴奏者
- テミスの求刑
- LINK
- レディジョーカー
- 監査役 野崎修平
- 本日は、お日柄もよく
- 石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~
- スケープゴート
- パーフェクトブルー
- 下町ロケット
- 闇の伴奏者~編集長の条件
埋もれる
片想い
沈黙法廷
アキラとあきら
こんな感じ。
並べるとそこそこありますが、まだ全然っすね…。
観ていない作品はまだまだあるので、引き続きチェックしていけたらと思っています。
どれも面白かったことは確かなのですが、記憶が薄れているものや「今だから観たい!」作品も多いかなぁ。当時は面白さを理解していなかったというか。
正直スマンかった(健介)
ここで、ドラマW・個人的おすすめ作品を簡単にご紹介しますね!
(ランキングではない点、あらかじめお願いします)
マークスの山
1993年に出版された、高村薫さんの大ベストセラー小説がもとになっています。
主人公の合田雄一郎を、上川隆也さんが演じます。
上川さんは刑事役が似合いますね!(真っ白な靴)
社会派ミステリードラマで、「マークス」の意味がドラマを観ていくうちに分かるでしょう。
「待て!マークスだ」
雪山シーンも多く、なんていうかスケールが大きい。
とにかく1話目から引き込まれまくりました!
高良健吾さん、恋人役の戸田菜穂さんの演技も要チェック。
冬に観て欲しい作品ですよ。
※ちなみに映画化もされていますが、DVDは発売されていないようです。
震える牛
冒頭で触れたように「これ、ドラマ化していいの?」と思わずにはいられない社会派ドラマの筆頭。
原作は、相場英雄さんの推理小説です。
「食品偽装」「BSE(狂牛病)」がテーマの、生々しい内容です。
5年前のとある事件から、食品偽装・狂牛病が見事につながっていくんですよ。
主演は三上博史さん。
ドラマWといえば三上博史さんのイメージが強いのですが、私だけ?(笑)
豪華・実力派スタッフが脇を固め、これも1話目から引き込まれまくりましたよ。
ミートボックス社長を演じる、古田新太さんの怪演は要チェック!
「牛が…震えた」
普段口にする食品だからこそ、実際に起こっているかもと考えると「怖さ」を感じずにはいられませんね。
WOWOWだからこそ作れた作品でしょう。
三上博史さん主演の、WOWOW版「下町ロケット」も超おすすめ!
今やTBS版よりも好きになっちゃったかも。
石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~
2001年に政官界を揺るがした「外務省機密費詐取事件」を詳細に追った、清武英利さんが書かれた「石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの」が原作。
主演は佐藤浩市さん、江口洋介さん。
面白くないわけがないですよね!
捜査二課「情報係」「ナンバー」の奮闘を描きます。
もう見応え十分!重厚感が半端ないです。
ドラマWを観るなら、絶対外せない作品だといえるでしょう。
個人的には、外務省「真瀬」役・北村一輝さんの演技がヤバいと思いました。
数々の映画・ドラマに出演されていることはもちろん知っていますが、いやはやこんな実力派だとは。
正直スマンかった…(健介)
名もなき刑事たちが、外務省の汚職を如何にして暴いたのか。
(汚職事件のことを、さんずいというらしい)
この間のGW中に全話観たのですが、1話終わるごとに「次も観たい」が止まりませんでしたよ。
監査役 野崎修平
大手都市銀行「おおぞら銀行」の「監査役」に就任した野崎修平の奮闘を描きます。
主演は織田裕二さん。正義のために戦う役が本当に似合いますね!
- 頭取役・古谷一行さん
- 専務役・岸谷五朗さん
- おおぞら銀行初の女性役員・松嶋菜々子さん
実力派が勢ぞろい。
岸谷さんのクセが強すぎる演技が見物だといえるでしょう!
目まぐるしい権力争い、とにかく真っすぐ不正に立ち向かう野崎の奮闘、要チェックです。
1話目で織田裕二さんと相対するユースケサンタマリアさんに「真下?」と思ってしまいましたが(踊る大走査線)
続編として「頭取 野崎修平」が放送されたようです。
アキラとあきら
「アキラとあきら」は2017年に放送されました。
向井理さん・斎藤工さんW主演。原作が池井戸潤さんです。
時は昭和から平成に移り変わるあたり。
ある銀行の新人研修、企業役と銀行役に分かれたシミュレーションが行われ、「伝説」が生まれたのです。
伝説を生んだのは「階堂彬」と「山崎瑛」、ふたりの「あきら」でした。
二人のあきらは生まれも育ちも全く違いますが、過去に何度か遭遇しており…。
この作品も一話からどっぷりハマってしまいました。
池井戸潤さんの作品が好みというのもあると思います(笑)
二人のあきらの少年時代から銀行に入ってその後まで描くのですが、運命や人間関係が実に複雑に絡み合います。
視聴する前は「二人の銀行マンのライバルストーリーでしょ?」と思っていましたが、全く違いました!
改めて、第一印象だけで物事を決めるべきではありませんね。
正直スマンかった…。
重厚な人間ドラマ。見応え十分です!
ドラマWのポイントを紹介
ではここから、ドラマWのポイントを紹介していきますよ。
少しでも参考にしていただけたら幸いです。
1.警察・銀行をテーマにした作品が多め
骨太な社会派ドラマが多いだけに、警察や銀行を舞台にした作品が多めなのかなと。
銀行内の派閥争いや、警察組織内で正義を貫くなど、重厚感ある人間ドラマを観たい方におすすめです。
2.「重い」内容のドラマもある
ハズレ無しだといえるドラマWですが、「重い」テーマの作品もあります。
観ていて辛くなる作品、暴力描写、グロい内容が含まれる作品も存在するのが事実。
あらかじめ把握しておきましょう。
実際、私も「あー、だめだ…」と視聴を中断したドラマもいくつかあります。
その時の気持ちも関係してくるんでしょうけど、無理してまで観る必要はないと思いますよ。
大人ドラマですからね、視聴を続けるかどうかの判断も大切になってきます。
闇というか、心エグる作品が好きな方にはもちろんおすすめ。
3.一気に観やすい!4話~6話で完結する作品が多め
WOWOWドラマは、4話~6話で完結する作品が多いのも特徴です。
地上波ドラマは10話くらいですか。
ドラマWはだいぶ短いですよね。
一気に観ることもできる、丁度良い長さだと言えるでしょう。
4.実力派俳優が出演する
スポンサーありきの地上波ドラマは、視聴率を重視しなければならないので、話題の俳優だったりアイドルを起用しますよね。
演技力が伴わないことがあるのはは言うまでもありません。
原作ファンから失望されるケースも数多くあります。
先述したように、WOWOWはそもそも仕組みが全く違うもの。
課金してくれた視聴者を満足させることが一番なので、視聴率は関係ありません。
社会派ドラマが多く作られますし、実力派俳優・女優が常に出演します。
「連続ドラマ出演は、ドラマWのみ」という俳優もいるんじゃないですかね。
佐野史郎さんはだいたい敵役(笑)
実力派の俳優として不動のポジションを築く「佐野史郎さん」ですが、WOWOWドラマでは大抵敵役として登場している様子です(笑)
事件の黒幕だったり、ボスだったり。
主人公の仲間として登場した記憶がほとんどありません。
途中まで主人公の味方と見せておいて、最後になって実は敵だった…というパターンもあります。
「結局、そっちかよ」ってね。
名作に佐野史郎さんは欠かせませんね!
ドラマWあるある「エンドロール前のスローモーション」
最後に「ドラマWあるある」を一つ綴りたいと思います!
物語の終盤、次回へ続く重要な場面。
エンドロールが流れる前、結構な確率で「スローモーション」になるんですよね(笑)
WOWOWドラマをご覧になっている方なら、分かってくれるはず。
気付いてしまいました(笑)
ぜひチェックしてみてください!
骨太ドラマを堪能して、楽しい毎日を過ごしましょう
今回は、WOWOWドラマをご紹介しました。
ぜひ、チェックしてみてください。
くれぐれも寝不足には注意しましょう(笑)