【プライムで視聴】WOWOW制作「ドラマW」はハズレ無しで本当に面白い!2021年版おすすめ作品と「あるある」を紹介

WOWOWドラマ

今回はより軽い気持ちで綴ります(笑)

日々生活していく中で、「楽しみ」って必要なわけです。
お酒を飲むことかもしれないし、釣りすることかもしれない。
美味しいグルメを堪能する方もいるでしょうし、身体を思い切り動かすのが楽しみという方もいるでしょう。

その中でも「面白いドラマを観る」は、楽しみの定番なのではないかと思うわけです。

ハマる作品に出くわした日にゃ、自分自身もその中に入ってるんじゃないかと思ったり(笑)

以前「トリック」というドラマが好きだったことは綴りました。

現在、テレビは持っていません。
(捨てて数か月以上経ちますが、全くもって困らないという)

時期があれということもあり、地上波ドラマではなく「WOWOWのドラマ」を観ています。
これがもう、むちゃくちゃ面白いんですよね!

※本記事は、随時内容を更新しています。

「ドラマW」は骨太・見応え十分の作品ばかり!

2003年より、民放衛星放送局「WOWOW」が制作を行っているのが「ドラマW」です。

読み方はどうでもいいのですが、「ドラマダブリュー」が正解な様子。

(ダブル…ダブルリストロック…まぁいいやw)

有料放送なので、地上波ドラマと違いスポンサーの意向・視聴率を意識しなくて良いのが大きな特徴。

ゆえに「これドラマ化していいの…?」と思わずにはいられない、社会問題に切り込んだ作品も多いですよ。

(実際に起きた凶悪事件を描く作品あり)

近所のTSUTAYAにも「大人のドラマ」コーナーにWOWOWドラマ作品が並んでいます。
ということは、大人ドラマなんでしょう(笑)

先ほど、ドラマを見るのは「楽しみ」の一つだと言いましたが、ドラマWの場合は少し違うかも知れません。

「かっこいい大人とは何か」
「夢に挑戦するとは何か」
「正義とは何か」


ドラマを通じて、社会で日々戦う人の背中を押すんです!
そして明日から生きるヒントを与えてくれる。
それだけに、ただ「面白かった」では終わりません。

「もし主人公が自分だったら、なんて言う?」とか。

色んなものを考えさせられる、骨太・見応え十分の作品を堪能できます!
(中には後味悪い作品もあるので注意)

大人向け社会派映画なら、野村萬斎さん主演「7つの会議」もおすすめ!
骨太・見応え十分の作品です。

WOWOWに加入していなくても、動画配信サービスで観れる

「ドラマW」という名称ですが、WOWOWに加入していなくても、

  • アマゾンプライムビデオ
  • Hulu(フールー)
  • ネットフリックス
  • U-NEXT

などの動画配信サービスで観ることができます。
ただ最新の作品を観るなら、やはりWOWOWに加入した方が良いでしょう。

【追記】プライムビデオでは見放題終了が多くなっている

アマゾンプライムでの話ですが、2021年3月時点で見放題終了の作品が多くなっている気がします。
もちろんまだ観れる作品も残っていますが、この先どうなるか分かりません。
wowowドラマは見応え十分の作品ばかり。
スマホやタブレッドからも視聴可能なので、テレビが無くても大丈夫です。
おうち時間を充実させるなら、wowow加入もありですよ!

ドラマ以外にも様々なコンテンツが充実。
詳しくはWOWOWオンラインで詳細を確認してくださいね。

【再追記】2021年12月現在、数作品はアマゾンプライムで視聴可能!

2021年現在は、ドラマWの数作品をアマゾンプライムで視聴できます。

プライムユーザーとしては、見放題作品があるだけで嬉しいです!
ただ、どうしてもまた観たい作品が、見放題になってなかったりもするという。

もういい加減、WOWOW入れってか?(笑)ははは。

加入もありですよ、とか言って自分は入ってなかったというオチ…

ドラマW・個人的おすすめ作品

以前から時間を見つけては、気になる作品を視聴していました。

冒頭でも触れましたが、ハマる作品に出会うと「次も観たい!」が止まらず生活に影響を及ぼします(笑)
寝不足はまず免れないでしょう。

最近またハマって観ていますが、やっぱり見応えありますね。

これまで観た作品はこんな感じ(2021年12月時点)

  • 空飛ぶタイヤ
  • マークスの山
  • 誤断
  • 震える牛
  • 再生巨流
  • 地の塩
  • なぜ君は絶望と闘えたのか
  • 罪人の嘘
  • 蛇の人
  • シリウスの道
  • プラチナタウン
  • 贖罪の奏鳴曲
  • しんがり~山一證券 最後の聖戦~
  • 楽園
  • 血の轍
  • 煙霞-Gold Rush
  • 闇の伴奏者
  • テミスの求刑
  • LINK
  • レディジョーカー
  • 監査役 野崎修平
  • 本日は、お日柄もよく
  • 石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~
  • スケープゴート
  • パーフェクトブルー
  • 下町ロケット
  • 闇の伴奏者~編集長の条件
  • 埋もれる
  • 片想い
  • 沈黙法廷
  • アキラとあきら
  • 沈まぬ太陽
  • 株価暴落
  • 分身
  • トップリーグ

こんな感じ。
並べるとそこそこありますが、まだ全然っすね…。
観ていない作品はまだまだあるので、引き続きチェックしていけたらと思っています。

どれも面白かったことは確かなのですが、記憶が薄れているものや「今だから観たい!」作品も多いかなぁ。
当時は面白さを理解していなかったというか。
正直スマンかった(健介)

ここで、ドラマW・個人的おすすめ作品を簡単にご紹介しますね!
(ランキングではない点、あらかじめお願いします)

マークスの山

1993年に出版された、高村薫さんの大ベストセラー小説がもとになっています。
主人公の合田雄一郎を、上川隆也さんが演じます。
上川さんは刑事役が似合いますね!(真っ白な靴)

社会派ミステリードラマで、「マークス」の意味がドラマを観ていくうちに分かるでしょう。

「待て!マークスだ」

雪山シーンも多く、なんていうかスケールが大きい。
とにかく1話目から引き込まれまくりました!

高良健吾さん、恋人役の戸田菜穂さんの演技も要チェック。

冬に観て欲しい作品ですよ。

※ちなみに映画化もされていますが、DVDは発売されていないようです。

震える牛

冒頭で触れたように「これ、ドラマ化していいの?」と思わずにはいられない社会派ドラマの筆頭。

原作は、相場英雄さんの推理小説です。

食品偽装」「BSE(狂牛病)」がテーマの、生々しい内容です。
5年前のとある事件から、食品偽装・狂牛病が見事につながっていきます。
さらに地方の過疎化といった問題も映し出した骨太作品。

主演は三上博史さん。
ドラマWといえば三上博史さんのイメージが強いのですが、私だけ?(笑)

小林薫さん
吹石一恵さん
木村文乃さん
平山浩之さん
古田新太さん
雷竜太さん

など豪華・実力派スタッフが脇を固め、これも1話目から引き込まれまくりましたよ。
5話構成なので、途中ダレることが全く無い!

言うまでもなく、出演者は実力派ばかりです。
ミートボックス社長を演じる、古田新太さんの怪演は要チェック!
あと、小林薫さんは「秘密を守る」という役が凄く似合いますね。

「牛が…震えた」

普段口にする食品ですから、実際に起こっているかもと考えると「怖さ」を感じずにはいられません。

WOWOWだからこそ作れた作品でしょう。

三上博史さん主演の、WOWOW版「下町ロケット」も超おすすめ!
今やTBS版よりも好きになっちゃったかも。

石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~

2001年に政官界を揺るがした「外務省機密費詐取事件」を詳細に追った、清武英利さんが書かれた「石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの」が原作。

主演は佐藤浩市さん(木崎)、江口洋介さん(財見)の2人。
面白くないわけがないですよね!


捜査二課「情報係」「ナンバー」の奮闘を描きます。

「外務省には、外遊の経費を好き勝手使っている三悪人がいる」

捜査する過程で浮かび上がる、「機密費」の存在…。

圧力がかかる中、はたして真実を暴くことはできすのか?

もう見応え十分!重厚感が半端ないです。
ドラマWを観るなら、絶対外せない作品だといえるでしょう。

一人でひたすら足を使って情報を集める木崎。
4課から異動してきて、情報係も一致団結すべきだと唱える財見。

2人の衝突も見ものです。

個人的には、外務省の要人海外支援室長「真瀬」役・北村一輝さんの演技がヤバいと思いました。
物語前半はものすごい豪遊っぷり…なんですが後半はだんだん追い詰められていきます。
同じ人間とは思えない、そのコントラストが凄いなぁと。

北村さんは様々な作品に出演していますが、「シグナル長期未解決事件捜査班」の大山巡査も必見です!

【ドラマ・劇場版】「シグナル 長期未解決事件捜査班」を24時間でほぼコンプリートした話

名もなき刑事たちが、外務省の汚職を如何にして暴いたのか。
(汚職事件のことを、さんずいというらしい)

2020年のGW中に全話観たのですが、1話終わるごとに「次も観たい」が止まりませんでしたよ。

監査役 野崎修平

大手都市銀行「おおぞら銀行」の「監査役」に就任した野崎修平の奮闘を描きます。

主演は織田裕二さん。正義のために戦う役が本当に似合いますね!

  • 頭取役・古谷一行さん
  • 専務役・岸谷五朗さん
  • おおぞら銀行初の女性役員・松嶋菜々子さん

実力派が勢ぞろい。
岸谷さんのクセが強すぎる演技が見物だといえるでしょう!

目まぐるしい権力争い、とにかく真っすぐ不正に立ち向かう野崎の奮闘、要チェックです。

1話目で織田裕二さんと相対するユースケサンタマリアさんに「真下?」と思ってしまいましたが(踊る大走査線)

続編として「頭取 野崎修平」が放送されたようです。

アキラとあきら

「アキラとあきら」は2017年に放送されました。
向井理さん・斎藤工さんW主演。原作が池井戸潤さんです。

時は昭和から平成に移り変わるあたり。
ある銀行の新人研修、企業役と銀行役に分かれたシミュレーションが行われ、「伝説」が生まれたのです。
伝説を生んだのは「階堂彬」と「山崎瑛」、ふたりの「あきら」でした。

二人のあきらは生まれも育ちも全く違いますが、過去に何度か遭遇しており…。

この作品も一話からどっぷりハマってしまいました。
池井戸潤さんの作品が好みというのもあると思います(笑)

二人のあきらの少年時代から銀行に入ってその後まで描くのですが、運命や人間関係が実に複雑に絡み合います。

視聴する前は「二人の銀行マンのライバルストーリーでしょ?」と思っていましたが、全く違いました!

改めて、第一印象だけで物事を決めるべきではありませんね。
正直スマンかった…。

重厚な人間ドラマ。見応え十分です!

地の塩

2014年に放送された「地の塩」は、考古学がテーマのサスペンス物語です。

考古学者の神村は、3年前に前期旧石器時代の遺物を発掘し「神の手を持つ男」と言われていた。
日本の歴史を覆す大発見として、教科書に載ることになる。
編集者の佐久間は、遺物が発見された町の出身で、教科書掲載へ尽力していた。
「教科書を読む子どもたちに嘘を伝えてはいけない」という強い信念を持つ佐久間は、考古学をこよなく愛する神村を慕っていた。

そんな中、佐久間のもとにある考古学者が現れ、
「神村の発見は捏造だ。あなたが仕事に誇りを持っているなら、教科書に載せるべきではない」
と主張する。

時を同じくして、別の発掘現場で13年前に起きた殺人事件の被害者の人骨が発見される。
まだ捕まっていなかった犯人が再び動き出し…。

なんといっても歴史・考古学ということでスケールが大きいのですが、「卵が先か、鶏が先か」といったシンプルなテーマを考えさせられる作品かなと。

途中まで観ただけでは「そりゃ嘘はいけないでしょ」と思っていても、さらに物語が進んでいくと、「必ずしも真実だけが幸せじゃないのかも」と考えが変わったり。
神村という人間は、正義か悪か。

大泉洋さん、松雪泰子さん、陣内孝則さん、田中圭さんなどキャストも豪華!
4話構成なんですが、おそらく一気に観たくなるはずですよ。

物凄くおすすめです。

WOWOWオンライン

トップリーグ

2021年の秋に引っ越しまして。
引越し後にようやくネット環境が整い、何か観ようと思ってプライムを開いたら「トップリーグ」が追加されていました。

サムネイルからして面白そうな雰囲気。
名前からして、「ビジネスマン達の戦い」的な勝手なイメージを持っていました。

全く違いましたね(笑)

今作でのトップリーグとは、政治家に近い距離にいる記者達のことを指します。


大手新聞社・大和新聞の松岡は政治部に異動になる。
あるきっかけで、近藤官房長官の番付(トップリーグ)になった。

ときを同じくして、東京都内の埋立地で1億5,000万円が入った金庫が見つかる。
週間新時代の酒井(松岡と同期)は、その金庫の情報を追っていくうちに、戦後最大の疑獄事件「クラスター事件」に関わる金だと突き止める。

この金に関わる政治家を調べていくうちに、ある人物が浮かび上がる。
松岡がトップリーグになった理由は?記者としての「正義」とは?


もう毎度のことながら、面白すぎて夜ふかししてしまいました(笑)
当初は毎日1話ずつ観ていこう、なんて思っていましたが到底無理でした。
本当にwowowドラマらしい、骨太な社会派ドラマです!

大和新聞・松岡を玉山鉄二さん
週間新時代・酒井を池内博之さん
近藤官房長官を小林薫さん

が演じます。
他にも実力派ばかり。
政治記者とか全く縁がない世界ですが、もちろん関係なく楽しめるでしょう。
ぜひ観ていただきたい作品です!

ドラマWのポイントを紹介

ではここから、ドラマWのポイントを紹介していきますよ。
少しでも参考にしていただけたら幸いです。

1.警察・銀行をテーマにした作品が多め

骨太な社会派ドラマが多いだけに、警察や銀行を舞台にした作品が多めなのかなと。

銀行内の派閥争いや、警察組織内で正義を貫くなど、重厚感ある人間ドラマを観たい方におすすめです。

2.「重い」内容のドラマもある

ハズレ無しだといえるドラマWですが、「重い」テーマの作品もあります。

観ていて辛くなる作品、暴力描写、グロい内容が含まれる作品も存在するのが事実。
あらかじめ把握しておきましょう。

実際、私も「あー、だめだ…」と視聴を中断したドラマもいくつかあります。
その時の気持ちも関係してくるんでしょうけど、無理してまで観る必要はないと思いますよ。

大人ドラマですからね、視聴を続けるかどうかの判断も大切になってきます。

闇というか、心エグる作品が好きな方にはもちろんおすすめ。

3.一気に観やすい!4話~6話で完結する作品が多め

WOWOWドラマは、4話~6話で完結する作品が多いのも特徴です。
地上波ドラマは10話くらいですか。
ドラマWはだいぶ短いですよね。
一気に観ることもできる、丁度良い長さだと言えるでしょう。

4.実力派俳優が出演する

スポンサーありきの地上波ドラマは、視聴率を重視しなければならないので、話題の俳優だったりアイドルを起用しますよね。

演技力が伴わないことがあるのはは言うまでもありません。
原作ファンから失望されるケースも数多くあります。

先述したように、WOWOWはそもそも仕組みが全く違うもの。
課金してくれた視聴者を満足させることが一番なので、視聴率は関係ありません。

社会派ドラマが多く作られますし、実力派俳優・女優が常に出演します。

「連続ドラマ出演は、ドラマWのみ」という俳優もいるんじゃないですかね。

佐野史郎さんはだいたい敵役(笑)

実力派の俳優として不動のポジションを築く「佐野史郎さん」ですが、WOWOWドラマでは大抵敵役として登場している様子です(笑)

事件の黒幕だったり、ボスだったり。
主人公の仲間として登場した記憶がほとんどありません。

途中まで主人公の味方と見せておいて、最後になって実は敵だった…というパターンもあります。
「結局、そっちかよ」ってね。

名作に佐野史郎さんは欠かせませんね!

ドラマWあるある「エンドロール前のスローモーション」

最後に「ドラマWあるある」を一つ綴りたいと思います!

物語の終盤、次回へ続く重要な場面。
エンドロールが流れる前、結構な確率で「スローモーション」になるんですよね(笑)

WOWOWドラマをご覧になっている方なら、分かってくれるはず。

気付いてしまいました(笑)

ぜひチェックしてみてください!

骨太ドラマを堪能して、楽しい毎日を過ごしましょう

今回は、WOWOWドラマをご紹介しました。
決してポップじゃないけど、日々困難や不安を戦う人の背中を押してくれる、ピッタリの名作が並びます。

ぜひWOWOWオンラインをチェックしてみてください。
くれぐれも寝不足には注意しましょう(笑)