「ADCC 東京オープン2025」に出場した日【組技・グラップリング】

adcc tokyo open 2025 組技・グラップリング

先日、東京の錦糸町で開催された「ADCC 東京オープン」に出場しました。

5年半ぶりの試合ということで、気合が入ることに。

【そういえば】前回もADCCでの試合でした

そうそう、思えば前回最後に試合したのもADCCでの試合だったという。

ADCCとは、世界規模で開催されているグラップリング(道着を着ない寝技の試合)の大会です。

2019年に、「ADCCアジア・オセアニア予選」に出場しました。

懐かしい…。そういえば試合後にサイゼリアでご飯食べたなぁ。

試合したいと思わなかった時期

それ以来、全く試合には出場していませんでした。

その後わりとすぐにコロナ騒動が始まったのもあります。そして私が、試合に対して全く興味を持てなくなったというのも理由の1つです。

プロレスや格闘技への興味も失せ、昔のような「観る楽しみ」は0になりました。

試合したい!と急に思った2024年末

なんですが、昨年末くらいに急に試合に出場してみたくなりました。

というのも、2024年で色々と考えが変わったからです。2024年はわりと同じことを繰り返す淡々とした日々だったのですが、そのなかで大事な発見もあったりして。

「2025はなにかと動く年にしたいな」と思ったところで、試合に出ると決めました。

ファンだった頃の気持ちや観る楽しみが一旦完全に失せたところで、あらためて新鮮な気持ちで取り組めるのかなと。

最後は勢いでエントリーしました。

【試合当日】試合までの時間が長い…

そして試合当日。

とりあえず自宅で息上げを軽く行ってから、会場へ。

久しぶりに両国の方まで足を運びました。ド快晴でスカイツリーが綺麗に見えました。

2025年 adcc東京オープンの会場

9時30分ころに計量を済ませました。ただ試合は17時近く…。

(前日に計量済ませておけば良かったかな)

今回は「プロ18歳以上 98.9キロの部」にエントリーしました。

トーナメントの他の選手はいずれも外国人選手。ドキドキしてきます。

試合はポイント負けで3位

いよいよ試合。

相手はアメリカのニック選手。ADCC関連の大会で何度も優勝している強豪。

藤澤優作の試合①
藤澤優作の試合②

分かってはいましたが、やはり強かった…。

スタンドの攻防でフィジカル負けはしませんでしたが、ニータップでテイクダウンを取られグラウンドへ。

藤澤優作の試合③
藤澤優作の試合④

終盤までパスガードはさせなかったものの、こちらも下から有効な攻めもできず。

最後に足関節技を狙ったところでパスされて、試合終了。相手の勝ちでした。

面白かったからOK!ということで

そりゃそうか。そうは問屋が卸さないか。

悔しい気持ちはありますが、自分なりにできていた部分もありました。

その分、課題もたくさん見つかりましたが。

「いかにも力が強そうな100キロ近い外国人選手と取っ組み合う私」という画が面白かったのでOKとさせて頂きます(笑)

参加賞としての銅メダル

仲間のサポートが本当に嬉しかった!

何より、いつも練習でお世話になっている西川さんが朝からアップに付き合ってくれたり、井上さんが応援に来てくれたり。

道場の仲間のサポートが本当に嬉しかったです!

お二人が外部の組技の試合などに出る際にはしっかりサポートしたいですし、日々の練習でお礼したいと思います。

帰りに皆で武蔵小金井へ。たらふくビールを飲みました。

また組技の試合に挑戦したい(打撃は敗戦処理)

わりと長いこと格闘技をやってきましたが、結論として打撃はもう無理だなと(笑)。どう考えてもセンスがない。

競ったり、ましてや人に見せるレベルではないと認識しています。

今後も打撃の修練は続けますが、どうやったら上手くなるかというより、「なぜあの時上手くいかなかったのか」というスタンスで取り組むべきなのかなと。

いわば敗戦処理というか。長い長い反省会です。

(最初から総合格闘技とかやらなきゃ良かったのかも)

でも、せめて組技だけは強くなりたいし、競ったり見せれるレベルまでいきたいです。

ということで、これからも試合に挑戦していきたいと思います。今回の試合で方向性が見えたような気がします。