ドラマ「名建築で昼食を」が深くてハマる

観たドラマ

もう3月も終わりを迎え、すっかり暖かくなってきましたね。

近いうちに引っ越しをするので準備を進めています。

今住んでいる家は本当に好きだし、ここに引っ越す前は相当考えてこだわりました。

でも色々と思うところあって武蔵野市から小平市に引っ越します。
(まぁまぁ近いですがw)

引っ越す時って、建物や家具などにアンテナを張って敏感になりませんか?

今回は準備中に観てハマっている「名建築で昼食を」というドラマについて綴ります。

藤と千明の名建築巡り

このドラマは、藤(池田エライザさん)と千明(田口トモロヲさん)が東京都内にある名建築を巡るというストーリー。

コピーライターの仕事をしている春野藤は、SNSで「乙女建築」を探して写真をアップしている千明という人物のファンで、ある日突然「弟子にしてくれませんか」とDMを送ります。

すると千明から「乙女建築でランチしませんか?」と返信が。

そして翌日、待ち合わせ場所で藤の前に現れたのは、植草千明という男性(おじさん?)でした。

困惑を隠せない藤を尻目に、ノリノリで建物に入っていく千明。

そこから二人の名建築巡りが始まります。

ドラマでは東京都内に現存する名建築の数々が登場します。

近所の小金井公園にある「江戸東京たてもの園」が登場したりして親近感が湧きました。

横浜編と大阪編もある

シーズン1(東京編)が放送されたのは2020年。

その後、2021年1月にスペシャルドラマとして横浜編が放送されました。

そして2022年に大阪編が放送されました。

「名建築ってこんなにあるんだ!」と驚きを隠せずにはいられません。

そして有名建築家の細部に渡るこだわりにも驚きます。

こうなったら全国にある名建築を、全部紹介して欲しいです。

再放送よりも続編を希望で!

ゆったりした雰囲気がたまらない

深夜に放送されたドラマということもあり、ゆったりとした雰囲気で進みます。

ゴタゴタしない、ワチャワチャしない、この静かな感じがたまりません。

ドラマ中に流れる音楽も心地よく、寝る前に観るのにもおすすめです。

ただ「昼食を」と付いている通り、各話で美味しそうな料理が登場するのでお腹が空いてしまうかも(笑)

名建築巡りを通じて藤の悩みが解消されていく

このドラマには名建築巡りの他に、「藤の悩み」というもう一つのテーマがあります。

友人とカフェを開業するために準備を進める藤ですが、細かい所で友人の意見と合わずモヤモヤが募ります。

無意識に友人と比べては劣等感を感じてしまうことに。

そんな藤の悩みが、名建築を巡ったり千明へ相談したりする中で、だんだんと解消されていきます。

藤の心境と重なり合うのか、観ているこちらも気持ちが晴れて明るくなるでしょう。

【少確幸】千明の生き方が素敵

乙女建築を探す千明の生き方や考え方がとても魅力的です。

まるで一般社会とは別の世界を生きているかのような、マイペースな千明。

ドラマ内で「少確幸」という言葉が出てきますが、自分の軸で幸せを見つけている千明のスタンスが素敵だなぁと。

そんな千明の言葉にはどこか達観したような、核心を突いたような深さがあります。

藤の部屋がおしゃれ

昔からレトロな物が好きだったという藤の部屋がとてもおしゃれです。

各話でちょくちょく出てくるのですが、ソファや机や天井ライトが魅力的!

決して新しくはないアパートが、とても魅力的な空間に仕上がっています。

いつもはドラマ観ても部屋のレイアウトは気にしませんが、今は結構気になって凝視しているという。

不思議と何度も観たくなる中毒性

引っ越しを控える今だからかもしれませんが、不思議と何度も観たくなる中毒性があります。

私はとても好きなドラマです!

時間ある時にぜひ視聴してみて下さい。

転居する先は決して名建築ではありませんが、自分なりにこだわってレイアウトしてみたいと思いました。

所持するものは少なくミニマルな生活を心がけたいですが、それだけでは不十分だと最近気づきました。

「名建築で昼食を」を観ながら、モチベーションを上げていこうと思います。

ではまた。