今は2022年のGW。
このブログでは、夢や目標のことに関する内容を綴ります。
思ったことをただ書くだけですが、もしかしたら、
- 頑張っているんだけど、思うように上手くいかない
- 今やっている仕事や活動が、ピンとこない
こういった悩みを持っている方にとって、ほんの少しでもヒントになるかもしれません。
やや長くなるかも知れませんが、忘備録も兼ねて。
地上波ドラマ?何それ?WOWOWドラマがとにかく面白い!
こういった連休中は、何かと時間ができるものです。
人混みを避け、おうちでのんびりドラマや映画を鑑賞している方もいるのではないでしょうか?
かくいう私もその1人?
今年から、WOWOWに加入しました。
理由は一つ、
「WOWOWドラマが観たいから」
ただそれだけです。
以前から凄く好きで、様々な作品を観ていました。
WOWOWに加入せずに某動画サービスで観ていたのですが、ある時から作品数が減りまして。
思い切ってWOWOWに加入し、「WOWOWオンデマンド」というアプリで過去の作品やリアルタイムで放送されている作品を観ています。
もう本当に面白くて、骨太なドラマばかり!
大袈裟ではなく、名作ドラマの大渋滞が起きています。
WOWOWは有料放送ですから、スポンサーの意向が関わってきません。
ゆえに「このテーマ、放送したらやばくないか……」というドラマも多く存在します。
何より「視聴率」が関係しないので、知名度は無いけど実力派のキャストが多く出演します。
実力キャストが演じる、骨太な社会派ドラマが堪能できるというわけ。
4月まで放送されていた「正体」というドラマも本当に良かったし、その前に放送されていた、
「だから殺せなかった」というドラマも見応え十分でした。
おうち時間も、WOWOWドラマを観ていればあっという間に過ぎていきます。
隠れた名作?製薬会社と公害を描いた「ドラマW 誤断」
さて、そんなWOWOWドラマの中で、個人的に好きな作品が、
「連続ドラマW 誤断」
です。
玉山鉄二さん
小林薫さん
柳葉敏郎さん
小市慢太郎さん
蓮佛美沙子さん
らが出演しています。
あらすじというかさわりをざっくりいうと、
ある大手製薬会社が、外資との合併話を進めていた。
その中で、40年前に起きたある公害事件が話に上がる。
台風によってその製薬会社のタンクが横転。
それが原因で公害が発生し、何人かが亡くなった。
事件当時、遺族に対してお金を積むことで示談に持ち込むことで収束した。
しかし40年経って、再び公害の症状に苦しむ人が現れ始めていた。
副社長の安城は、合併前にスキャンダルを出したくないとの理由から、40年前と同じ方法で解決することを決める。
玉山鉄二さんが演じる主人公は、被害者や遺族との交渉を進める中で、
「会社としての正義」と「人としての正義」に挟まれ苦しむ。
40年前の会社の判断は、実は誤断(誤った判断)だったのではないか
こんな内容です。
以前観たのですが、最近再び観まして、やっぱり見応え十分です。
グーグル先生を見る限り、この作品を勧めている人はほぼいません。
しかし私的に、WOWOWドラマのおすすめ10本には間違いなく入れるかなと!
【本題】プロ格闘技への興味が失せた理由
さて、ここからが今日書こうかなと思った本題です。
私の「誤断」についてです。
かれこれ長いこと「格闘技」をやってきました。
もちろん今も好きですし、練習はものすごく楽しいです。
ただ、いわゆる「プロ格闘技」には全く興味がありません。
ありませんというか、無くなりました。
昔は「プロ格闘技で成功する」そればかり考えていた時期も確かにありました。
そうすれば認められる、と信じていました。
それも、今は昔。
「仮に僕が勝とうが負けようが、世の中は全く何も変わらない」
ということに気付いたからです。
「勝たなきゃ意味がない」という考えが全く理解できなかった
そういえば昔から、「チャンピオン」とか「優勝」とか興味が薄かった気がします。
今も昔も実力が無く、縁がなかったんですけどね(笑)
プロレスを観ていても、ベルト踏みつけて「ベルトなんて価値がねぇ」と言っていたフリー系の選手をかっこいいと思って見ていたなぁ。
要するに「勝利」とか「優勝」とかに対し、ガツガツしていなかった。
だから「勝たなくちゃ意味がない」とか言っている選手には、「なんで??」と疑問しかなかった。
そりゃ試合になれば勝ちたいですけど、意味がないってことはない。
「負けた選手が光る」ということだって、実際は多々あるし。
勝ち負けを究極的に突き詰めたものが、「UFC」でしょうか。
一時期、周りがこぞってUFCと言っていた時期も、全くピンとこなかった。
どこかで「周りと考えが違うのかなぁ」といつも思っていました。
ずっとモヤモヤしていた。
格闘技は好きだけど、競技には向いていないのかも。
それもあるでしょう。
ただ最近、武蔵野の森公園を走っている最中、その理由が分かった気がしました。
【私の誤断】K-1とブルース・リーをごっちゃにした
私は昔、K-1を観てから格闘技に目覚め、その後に「ヒクソンvs船木」を観て総合格闘技(MMA)に興味を持ち、並行して格闘技的なプロレスが流行っていた新日本プロレスを観る中でプロレス好きになっていった。
と今までは思っていました。
だから自分も「プロ格闘家になりたい」と思うのは当然で、何も考えずにそれを目指しました。
ただ最近、
「あれ?もしかしたら違うかも」
と気づきました。
「格闘技」に対し、一番初めに興味を持ったのは、親がツタヤで借りてきた「ブルース・リー」の映画を見た時だったんです。
いや、ツタヤじゃなく平安堂だったかな…それはどっちでもいいか
ブルース・リーって知ってます?
70年代に日本中にカンフーブームを巻き起こしたアクション俳優です。
私がブルース・リーに夢中になったという時点で、アブノーマルな例だとは思うのですが。
でも中川翔子さんもブルース・リー好きって公言していますし。
時代を超えて人々に影響を与える、要するに伝説のアクション俳優です。
話を戻して。
スクリーンの中のブルース・リーを観て、強いってかっこいい!って強烈に動機づけられました。
何が言いたいかと言うと、
「スタート地点を忘れていたと言うか、見失っていたかも」
ということです。
今日の文脈で言うと、私の誤断は「K-1とブルース・リーをごっちゃにしたこと」です。
ブルース・リーを観て強さに目覚めた。
おそらく私の深層心理は、今も昔も「ブルース・リーみたいになりたい」なんです。
もしその心理通りに進むなら、アクション的な俳優か、演劇的な方向が正しいのかなと。
なれるかどうかは、一旦置いて頂くとして。
そもそも、なれる気が全くしませんが(笑)
ただその後K−1を観て、そこで誤断をかまし「プロ格闘家になりたい」という方向に進んだ。
ルーツを忘れ「プロ格闘技に憧れているんだ、俺は」とずっと勘違いしてきた、ということなんだと思うんです。
それが良かったか、悪かったかは分かりません。
少なくとも私はブルース・リーのような強さが欲しかった
本質的に、ブルース・リーの強さとプロ格闘技の「強さ」は色んな意味で違います。
ちなみにブルース・リーは伝説の武術家でもあります
ブルース・リーの強さには、「美しさ」がある。
もちろん映画のストーリーとかも関係してくるでしょう。
それら含めた「強さ」というか。
どっちを選ぶかにも正解はありませんが、少なくとも私はブルース・リーのような強さが欲しかった。
極端な話、競技の勝ち負けなんてクソどうでもいいと思っているんです。
本当は最初の段階で、ブルース・リー的な強さと、K-1的な強さの違いをしっかり比較し、
「どっちに進むか」
を考えるべきだった。
最初の段階でボタンの掛け違いが生じ、ずっとモヤモヤしていました。
自身のルーツ・スタート地点を見直すのはありかも
私の話とかどうでもいいです(笑)
「好きだったことが、なんか最近楽しくない」とか、
「なんか仕事に対してモヤモヤする」とか、
こういった悩みを持つ方は、自身のルーツやスタート地点を改めて振り返ってみるのはありかもしれません。
誰しも、最初に夢や目標を持ったときのことを覚えていて、そこから走り出すものですが。
本当にそれは合っていますか?その前に何かなかったですか?
転職とか、別のことを始めるとかじゃなくて。
好きなことや得意なことをよーく観察してみて、「本当はどういった部分が好きなのか」を探ると面白いです。
何かがずっと引っかかったままかもしれません。
それが分かれば、より活き活きと活動できるでしょう!
私自身、本心が分かったので、これからまた格闘技の練習が楽しくなりそうです。
勝ち負けなんてこだわっていても、心が豊かになれる気がしない。
腕っぷしの強さなんて、日常生活ではほぼ役に立たないんだから(笑)
今思ってるのはそんなとこです。
今日は、WOWOWドラマのタイトルにちなんで、思ったことを書きました。
「地上波ドラマ?何それ?」とか言っておきながら、「結婚できない男」を観てやっぱり面白い!って思うんですけどね(笑)