競争には疲れた?幸せのヒントかもしれない「信号機」の話

思うこと

普段、練習やクラス担当に通う際「玉川上水」沿いを自転車で走っていまして。
この玉川上水っちゅうのは江戸時代から存在する由緒ある川らしく、羽村市から新宿・四谷まで長く続いています。

舗装された道が真っ直ぐ続くので、ランニングにも適した道路なんですよ。

今日は、玉川上水を走っていて思ったことを簡単に綴ります。

高性能な自転車が追い抜いていくけど…

家で準備を整え、自転車に跨って出発します。

もう、いわゆるママチャリ(ママじゃないのに)
「普通の自転車ですね」と言われてしまうような、どこにでもあるチャリ。

ボロは着てても心は錦

のんびり玉川上水を走っていきます。
「焼肉美味しそうだなぁ」とか思いながら、西にへ進みます。
(なぜか焼肉屋が多いという)

そうすると、横を自転車が追い抜いていきます。
マウンテンバイクって言うんですか?高機能な自転車あるじゃないですか。
速いスピードで追い抜いていくんですね。

「かっこいい自転車だなぁ、いくらくらいするんだろう?」

とか考えながらのんびり走っていると、前を走っていた自転車が停まっている。

信号が「赤」だったんです。
結果的に、同じ場所で停車することになりました。

【人生も一緒】どんなに速く走っても信号機が「赤」なら停まる

速いスピードで走っていた自転車と、のんびり走っていた私のチャリ。
あるタイミングで同じ場所に並びました。

これって、人生にも共通することなのかなと思ったんですよね。
「どんなに速く走っても、「赤」(困難な状況)になったら停まらざるを得ない」

どうしても人は、他人と比べてしまいがち。
他人というのは著名人かもしれなし、友人・知人かもしれない。

「ヨーイドン」でスタートして、他より速く走ろうとするものです。
できるだけ早く幸せを手に入れたくなります。
ただその途中で、困難な状況(赤信号)に遭遇したら、停まらざるを得ません。
言うまでもなく、困難な状況ってほぼ必ず起こるじゃないですか。
自分自身のことだったり、昨今のような出来事だったり。
良いことがずっと続くことはありえない。

速く走ることが、必ずしも正解とは言えないと思うんですよね。

自分のペースで走っていたほうが、赤から青になった瞬間とタイミングが合って、停まることなくスムーズに進めるかもしれないじゃないですか。

知人が幸せそうに見えても、慌てない×2

特に若い頃は、知人や友人が幸せそうに見えて、つい慌ててしまいがちです。

◯◯を買った
結婚した
偉い役職についた

「幸せ」という競争で先を行かれたような感覚に陥ることもあるでしょう。
でも、大丈夫だと思います。

どこかで必ず失速するから(笑)

赤信号に遭ったら、停まる必要があるので。
焦らず淡々と進みながら準備をして、青になるタイミングに合わせて、自分のペースで幸せを手に入れれば良いのかなと。

結果的に進む距離(幸せの度合い)はそんなに変わらない。

気がついたら、同じ場所に立っているんじゃないですかね。

慌てない、慌てない(一休さん)

ファットバイク欲しい

今回は、自転車に乗っている時にふと思ったことを綴りました。

とりあえず、ファットバイク(タイヤが太いチャリ)が欲しいなと(笑)
2022年の目標に加えます。
それまでは、普通のママチャリで安全運転を楽しみます。

ではまた。